あなたの枕は人生を台無しにしています!
睡眠は一日の心身の疲れをリセットするのにとても重要な要素です。
次の日の1日を快適に清々しく生活するために体が絶対に必要とする時間なのです。
人によって睡眠の時間に差はあっても食事同様生きていくためには必要不可欠な睡眠。
この睡眠を上手くとれずに、現代病とまで言われる睡眠障害に陥ってる方は多数います。
今回はそんな睡眠障害を枕というツールに的を絞って改善したいと思います。
国民の20%は不眠症
眠れていますか??
この問いに20%の方はNOと答えています。
日本の人口約1億3000万として実に2600万人です。
自覚のある人でこの数値ですから実際はかなりの数だと思います。
この「眠れていますか?」という質問。
深く考えずに解釈すると意識が飛んでる時間とゆうふうに感じる人が多数だと思います。
よく人生の3分の1は寝ていると言われてますから8時間、少なく見積もっても6時間未満しか寝ていなければ「眠れていない」と答えるでしょう。
ただ、眠るという定義を深く考えるとやはり時間ではなく質になると思うんです。
私の身近な人でいつでも場所を選ばずすぐに寝れる人がいます。
しかも長時間。
睡眠障害なんて無縁だろうなぁと羨ましく思ってましたが、実はこの人も睡眠障害です。
睡眠導入は早いんですが肝心の眠りの質が悪いために意識が飛んでるだけで寝てはいないのです。
その原因としては
- 鼻の通りが悪いため酸欠している
- 体のコリがひどいためリラックスできていない
- ベッドが合っていない
- 枕が合っていない
こういったことが原因で睡眠負債を抱え、脳はいつも寝ようとしているので睡眠導入だけはとてつもなく速いのです。
健康な人でもベッドに入ってから睡眠導入するのに10~15分と言われていますから、1~2分とかで寝れる人はそれは睡眠ではなく気絶と言われていますwww
巷では一般の方から医師の方までベストな睡眠時間や時間帯を提唱してますが、正直そんなものは千差万別です。
あなたにはあなたに合った睡眠時間と時間帯があるはずです。
因みに私は夜10時~11時には寝て、朝4時半~5時には起きます。
そこから出勤までの準備をした後、1時間ほど朝活であるブログ記事の作成やストレッチ、読書等をします。
そこで少し眠くなったら仮眠をとればスッキリした気分で出勤でき、朝から全開で効率よく仕事ができます。
早寝早起き朝活は私にとっての最強ルーチンです!
このように私は睡眠に対して強いこだわりを持ち、寝具の選定から運動、マインドまでいろいろと試しています。
その中でも
一番手軽に且つ即座に変化が感じられる枕の効果は絶大です!
枕が全身を支える!?
眠れない人にとっての原因の一つにストレスが挙げられますが、このストレスによって体は緊張感に包まれます。
緊張するという事は副交感神経よりも交感神経が働いている状態なので、体が覚醒しリラックスできず体のどこかに力が入っています。
ストレスを取り除けば副交感神経が働き、体がリラックスでき睡眠導入も楽になります。
しかし、今まで常態化したストレスを一気に取り払うことは並大抵のことではありません。
なのでここはマインド部分の改善はひとまず置いといて、物理的な部分にアプローチします。
あなたにとって正しい寝姿勢を作ることによって、不自然な寝姿勢による体の緊張感を取り払うんです。
不自然な姿勢は体のどこかに集中的な体圧がかかるので、その部分がうっ血して血流が滞り、違和感を感じてそれが緊張感につながります。
体圧分散と聞くと体の大部分を支えているベッドを見直そうと考えます。
理想の立ち姿勢が理想の寝姿勢でもあると言われていますが、ベッドが体に合っていても枕に頭を置いたときに頭、首、肩に違和感があればそれより下の部分にも影響して理想の寝姿勢にはなりません。
寝つきが悪くなり、睡眠に入っても違和感を感じているので熟睡とまでいかず朝起きた時の不快感や痛みに繋がるのです。
もちろんベッドも大事な要素です。
しかし、枕に比べて価格帯が高価なので合わなかったら次の物をすぐに購入とまではなかなかいきません。
その点、これから教える自分に合った枕の作成をすれば、お金もかからず、すぐ簡単にできますし、合わなくてもすぐ調整が効きます。
不眠症が人生をダメにする
毎日の睡眠が浅く十分に休息できないと疲労が溜まっていくのは当然です。
そういった睡眠負債は毎日軽いジャブのように体に効いてきます。
頭が回りにくいので仕事の生産性が落ち、時間通りに終われず、残業をして帰りが遅くなり、寝る時間が遅くなり、ストレスを抱えたまま眠りにつくので休息できない。
これがルーチン化してしまい、負のスパイラルに突入です。
仕事だけでなくプライベートでも平日の睡眠を取り戻そうと昼過ぎまで寝てしまい、掃除や洗濯をすればすぐに夕方になり、ストレス発散するような活動が一切できないまま月曜を迎えてしまう。
そもそも人間の体は寝貯めできません。
体を動かす命令を出すのは脳です。
その脳が疲労していては的確な判断ができず、やりたくない、面倒くさいが先に立ち、いろんなことを先送りにしてあなた自身が人として成長しません。
人は自分が成長することに一番の喜びを感じると言います。
それには行動が伴いますが、その行動が眠いことによって妨げられるのです。
鬱だから不眠症ではない
よく不眠症が続いて鬱になってしまったなんてことを耳にしますが、実は逆だったりします。
何かしらの不安要素が常態的に続いた末に眠ろうにも眠れず睡眠負債が蓄積され、気分の晴れない朝を毎日迎えればやがて希望も見えなくなり、この状況が永遠に続くような錯覚に陥ります。
清々しい朝なんてありえないと思うようになり、朝なんて来なければいいと思い、日曜の夜は月曜の朝のことを考え余計眠れません。
そんな人が鬱にならないわけがない。
不眠症が原因でなるべくしてなったという感じです。
眠れないという事は生きる上で致命傷です。
裏を返せば、眠れるようになるという事は希望に満ちた清々しい朝を迎えらるという事でもあるんです!
体感していない、もしくは体感してないんじゃないかと思うくらいその感覚を忘れている人は信じられないかもしれませんが、真実です。
現に私がそうですから!
なのであなたにとっての質のいい睡眠というものをしっかり考えて試してください。
ほぼ無料!すぐできる!自作枕はこうして作る!
前置きが長かったですが、それくらい睡眠は大切です。
意識がなくなることが睡眠ではありませんw
朝清々しく「よく寝たなぁ!」と思えることが睡眠です。
では、枕の作り方です。
ものすごく簡単です。
- タオルケットまたは毛布を用意します。
- あなたが使っている枕サイズくらいに折りたたんでください。
- 首の根元から頭の先まで乗せます。
- 頭の居心地がよくなるまで枕をくしゃくしゃするなりさらに折りたたんだりしてみてください。
以上です。
たったこれだけです。
違和感のない居心地のいい位置が見つかったらそのまま朝を迎えてください。
初日は変わらないかもしれません。
ですが2,3日試行錯誤しながら枕をカスタマイズしてみてください。
どこかでいつもと違ういい朝を迎えられるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
長々と睡眠の大切さについて語りましたが、本当に大切なのです。
人間の基本的な活動は食べることと寝ることです。
人は食べなければ死にます。
食べたとしても悪いものを食べ続ければ体調を崩して死んでしまいます。
一方睡眠に関しては寝れなくて死ぬ人はいないようですが(限界が来ると必ず寝るので)、眠りの質が悪くなることにより鬱になり、人生を台無しにします。
いわば死んでるようなものです。
この基本的な活動の上に楽しい生活が成り立っているので今回を機に眠るという事をあなた自身で真剣に分析してみてください。
今回は物理的な枕という視点から睡眠を取り上げましたが、また別の機会に運動やマインドを絡めた記事で睡眠を分析して皆さんに提供したいと思ってます。
いい朝が来ますように! それでは!